仮想化基盤とシンクライアント

大勢の利用者がいて、同じようなパソコンの環境で仕事をする場合にこれまでは同じパソコンを多数用意し、ファイルのみ個人ごとに分ける方針が取られています。

多くの場合、IDとパスワードで分けるのですが、パソコンの設定を変更することは自由であることが多く、設定によっては不具合が生じるケースも多かったようです。



そこで利用が進んでいるのがシンクライアント方式です。シンクライアント方式の場合、利用する端末はそれほど高機能なものは必要とせず、ネットワークとディスプレイ、キーボードがあればいいと言われています。


しかし、シンクライアント式の場合はサーバに負担がかかること、また、自由度が少ないことから汎用性が乏しいという問題がありました。



そこで採用されることが多くなっているのが仮想化基盤を利用したタイプです。
仮想化基盤を利用したシンクライアント方式は最小限のパソコンでブートできるファイル転送することから始まり、OSのイメージをパソコンに取り込んで作業開始となります。

シンクライアント方式ではありますが、クライアント側での自由度が大変高いのが魅力です。また、ユーザー領域は従来通り、別のサーバで保管されることとなります。
仮想化基盤を利用する最大のメリットはOSのメンテナンスを一括で行えることです。



月に何度かあるメンテナンスですが、同一のOSイメージを利用するのでアップデートの回数が減り、また、同一のクライアント環境を作りやすいことがメリットとなっています。